SNSでやってしまった失敗談

SNSでやってしまった失敗談

39才、女性のエッセイ : SNSが流行り始めた頃

SNSが流行り始めた頃、使い方がまだよく分かっておらず、軽い気持ちで自分のプロフィール写真を公開しました。
すると、全国の様々な年齢層の異性から交流したいというメッセージが殺到してしまいました。

自宅の住所さえ知らせなければ大丈夫だろうと思ったものの、顔がバレてしまってはやはり困ります。すぐにプロフィールを修正しました。
いつどんなタイミングで悪用されてしまうか、分からないからです。
中には、純粋な気持ちで友達を全国に作りたいという人もいたかもしれません。
しかし、悪質なことを考えている人も一部にはいるはずです。
その見分け方がまだ分かっていなかったことから、トラブルになる前に自分で防止して良かったと思っています。
それからは、本当の知り合いにしか自分のページを公開しないことにしたので、知らない人からメールなどが送りつけられることもなくなりました。
顔写真は好きなキャラクターの画像にしたので、この点も安心です。
上手にSNSを楽しみたいのなら、トラブルにならないような線引きを設定した上で行うことが大事だと思いました。

37才、女性のエッセイ : 今までの人生においてSNSでやってしまった大きな失敗は

今までの人生においてSNSでやってしまった大きな失敗は、不特定多数の人が見ることができる状態なのに、個人情報を出し過ぎたという事です。
ネット上の人は、私の事に興味があるわけがない、情報を出したとしてもそれほど多くの人が見ることはないと思っていました。
だから、住んでいる地域とか通っている所、よく行くお店とかをSNS上に出したことがあります。
ちょうど今から4年ほど前の事。ある時、私の方を見て笑っている人がいました。
私自身はその人が誰か知らなかったので、多分私以外の事を見て笑っているのだろうと思う様にしていました。

しかし、実際には私の方を見て笑っていたようです。
それが分かったのは、私の書いた内容に対する書き込みでした。
今日見たと言う事、そしてどんな服装だったかという事、更に私を見てどういう印象を受けたかという事等が書いてありました。

その人の顔は今でもある程度覚えていますが、知り合いではありませんでした。
私が今までSNS上に出してきた情報から、私の事を探し出したようです。
あの時は、本当に気持ち悪かったのを覚えています。とは言っても、話しかけられたわけではないし、何か被害を受けたるわけでもありません。だから、どこかに相談する事も出来ず、結局そこに書いた物を全て削除する事にしました。

SNSは、不特定多数の人が見ることもあります。それを忘れてプライベートな情報を出し過ぎた私は、本当に失敗したと思っています。ただ、運よくそれ以上の事は起きませんでした。
本当に良かったと思っています。それ以来、私は個人情報を書く事はなくなりました。

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